J.M.WESTON総研

J.M.WESTONを中心に日々の靴をアップします

【靴紹介】JMウエストン ゴルフ(J.M.WESTON 641 GOLF)タンロシアンの常に新品のような革質

結構立ってしまいましたが、JMウエストンゴルフのタンを購入しました。

ゴルフはすでにブラックを持っていましたが、ゴルフの魅力に取りつかれ、またウエストンの象徴ともいえるタンカラーのゴルフがどうしても欲しくなり、色違いで購入しました。

www.jmweston-log.com



概要

ブランド J.M. WESTON(ジェイエムウエストン)
モデル 641 GOLF OXFORD
タンブラウン
ラスト ラスト31
アッパー ロシアンカーフ(TAN RUSSIAN)
ソール リッジウェイソール
サイズ 7D
定価 ¥118,800(税込)
購入日 2018年10月16日
購入場所 J.M.WESTON 青山店

最高すぎるゴルフ

この時すでにゴルフのブラックを持っていましたが、とにかく最高すぎました。どうしても他のカラーが欲しくなり、ウエストンといえばタンカラーということでタンを購入しました。

ゴルフの何が最高かって
①なんといっても革質
②絶妙なフォルム
③万力締めを克服した後の履き心地
このあたりでしょうか。

①なんといっても革質

ゴルフにはロシアンカーフ版とボックスカーフ版がありますが、私が所有しているブラックはロシアンカーフです。

ロシアンカーフはほかのカーフに比べ、わかりやすくギラっと光るわけではないですが、恐ろしいほどきめ細かく、シックで上品な光り方をします。
この辺の魅力は言葉で表現するのが難しいです。

またロシアンカーフは変な皺も付きづらいと思います。というかほとんど皺がつかないといってもいいかもしれません。
下が購入して約9か月、一週間に1回ペースで履いたゴルフですが、「新品です」と出されてもわからないレベルの皺の付きづらさ。

またロシアンカーフはとにかく丈夫です。ジャーナリストシューズとはよく言ったものです。

雨はもちろんもろともしませんし、ソールもほとんど減りません。

また一度会社の椅子で強烈にサイドを擦ってしまい、大きな切り傷ができてしまいましたが、磨いたりブラッシングをしているうちにほとんど目立たなくなってきました。
ほんとまだ生きてんのかな、、というレベル。不摂生している自分のほうが寿命短いんじゃないのというレベル。

絶妙なフォルム

ゴルフは一般的にはカジュアルな部類の革靴に入るかと思いますが、個人的にはスーツでも全く問題ないと思ってます。
実際ジャケパンどころかスーツでも合わせています。

もちろん冠婚葬祭には使えないかと思いますが、余計なものが一切ない、ストイックすぎるフォルムはカジュアルでもフォーマルでも全然いけます。

革靴に興味がない人には、会社のおじ様方御用達のいわゆる「ギョウザ靴」との違いは判らないかもしれません。Uチップはみんな同じですよね、私も靴に興味がないときはそう思ってました。

ただ、だからこそここまで神秘的なまでに魅力のあるゴルフは唯一無二のフォルムだと思います。

万力締めを克服した後の履き心地

ゴルフだけではないですが、J.M.WESTONの難点といえば万力締めともいわれるサイズ感です。

購入したての時は一日どころか数時間も履いていられず、家の中で30分履いては脱ぎ、30分履いては脱ぎ、30分履いて夕飯作って脱ぎ、アイス食べて履いてすぐ脱いでを繰り返していました。

訳1週間そんな感じの慣らしを繰り返し、1か月経って1日履けるようになり、10か月ほどたった今では1日(ほぼ)痛みなく履けるようになりました。

一度自分の足になじむと、スニーカーとはまた違う快適さを味わうことができます。

かかとからつま先まで隙間なくホールドされ、オーダーメイドの靴ってこんな感じなのかな、という感じです。オーダーメイドしたことないけど。

購入はJ.M.WESTON青山店

ウエストンは伊勢丹MENS等でも購入できますが、やはり路面店のユーザエクスペリエンスは特別です。

高級店ならではの閑散感、緊張感、店中ウエストンの靴だらけの幸福感。あとは試着中に飲み物がもらえます。貧乏性。

来店後にすぐさまタンゴルフがほしい旨とマイサイズを告げると、「7D」ならロシアンカーフもあるとのこと。
正直ロシアンカーフは生産終了していたこともあり、さすがにないだろうと思っていましたが、まさかのロシアンとの再会でした。

所有するブラックは7Cなので、ウィズが一つ大きいですが、試着してみると「7Cよりちょっと余裕がある」感じです。
足が複雑骨折するレベルを10とすると、7Cが7、7Dが5くらいのタイト感で、心地よい締め付け具合です。

また7Cのボックスカーフも履いてみます。
ロシアンカーフに比べて少し革が薄い感じ?がしましたが、ゴルフの良さは全く失われておらず。どちらも一生愛でる自信はある靴です。

ただ正直タンはブラックに比べてよりカジュアルよりですし、プライベートで厚いソックスを履くことも考え、少しゆとりのある7Dのロシアンにすることにしました。
なによりロシアンの魅力に取りつかれた身としては「おそらく最後の7D」と言われたら買わずにはいられませんでした。

写真で紹介「J.M.WESTON GOLF タンロシアン」


ボックスカーフには出せない艶

スマートすぎる佇まい

上品すぎる茶色

安心のリッジウェイソール

めちゃめちゃ「詰まってる」

ゴルフの中でも最高の革質

このゴルフですが、店員さんも「これはいい革」と仰っていました。

その言葉の通り、ただでさえ最高なブラックゴルフの革質をはるかに凌駕するほど素晴らしい革質です。

こちらが買って半年ほど経過したタンゴルフですが、履いた状態でもほとんど皺が見られません。
皺は革靴の魅力であり、大切に履いてきた人の人生そのものですが、新品同様の状態で履き続けられるのも、履くたびにその日のテンションをあげてくれる素晴らしいものです。

ゴルフはブラウンもありますが、これも欲しくなるのはいつの日か、、