J.M.WESTON総研

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シャンボードの甲がゆるい?そんな時はタンパッドで一発解決

シャンボードって最高ですよね。

ぽってりとしたフォルムなのにスタイリッシュ、ジーンズでもジャケパンでも合う、雨に強く磨けば光る、大谷翔平的な靴だと思います。

そんなシャンボードの唯一の弱点だと思っているのが、捨て寸が無く甲が高いラストです。今回はそのクセがすごいラストを快適に履きこなせるタンパッドを紹介します。



シャンボードのラストは捨て寸がなく、甲が高い

捨て寸とは、つま先から先の余白、空間の事です。歩くと多少は靴の中で足が動くので、その動く分を余白として設計されています。

シャンボードは設計上、捨て寸がほとんどありません。
履いた瞬間に親指が靴の前面にぴったり付くような感覚です。

一方で、甲の部分はかなり高めに設計されています。

その二つの合わせ技によって、サイズ選びが非常に難しい靴です。
長さで合わせると甲が高い、甲周りで合わせると長さが足りない。

ただ、長さに関しては短いとそもそも履けないという事もあり、「甲が高めだけど長さは合うからまぁいっか」とシャンボードを購入した方も多いと思います。私もその一人です。

こちらがシャンボードを履いた写真です。

羽が完全に閉じてます。

この写真は買ってから半年、30回ほどの着用時点なので、今後さらにそこが沈み、甲にゆとりが出る可能性があります。

サイズ調整の定番、インソールは捨て寸が短いのでNG

そこでサイズを調整する手段の代表格としては、インソールです。

ただしインソールは靴底の全面に敷くため、必然長さも短くなってしまいます。

甲も低くなる代わりに、長さも短くなってしまうので、結局甲が高くて捨て寸が無い問題は解決されません。

 

すべての問題を解決してくれるタンパッド

そこでおすすめなのがタンパッドです。

タンパッドは文字通り、靴底ではなくタンの裏部分、足の甲の部分に接着するパッドです。

こちらを貼ることで、靴底の長さは変わらず、甲の高さだけが低くなり、かなりフィット感が向上します。

 

タンパッドの貼り方は超簡単

貼り方は至極簡単です。なんとなくタン部分に接着すればOKです。

こちらが私のシャンボードに貼ってあるタンパッドです。

結構接着力は強く、一度丸洗いして水につけましたが剥がれませんでした。

タンパッドを貼れば羽も適度に開きます

こちらがタンパッド装着後のシャンボードです 。


いい感じに羽が開いています。

甲側の抑えも強くなるため、靴の中で足が動くこともなくなり、捨て寸のなさもあまり感じなくなります。

おすすめのタンパッド

タンパッドはなぜかあれだけシューケア商品が豊富にラインナップされている東急ハンズなどで探してもほとんど置いていません。
とってもいい商品なのに、なんででしょう。
なので購入するのであれば楽天かamazonがおすすめですね。

おすすめはこのタンパッド。

レザー仕様で適度にクッション性もあり、違和感ないです。
スニーカー などにも使えると思うので、一個買っておくのがおすすめです。

J.M.WESTONでもタンパッドおすすめしてました

伊勢丹メンズ館のWESTONの店員さんも、足の甲が低い人はこのタンパッド使うことを推奨してました。引き出しの中にたくさん↑の商品が入ってました。WESTONの店員さんがおすすめするという圧倒的安心感。