J.M.WESTON総研

J.M.WESTONを中心に日々の靴をアップします

J.M.WESTON GOLFの靴磨き〜初めての鏡面〜

今日は仕事がおやすみで午前中暇なので、J.M.WESTONのゴルフを磨きます。
自分磨きより靴磨きです。



磨く前のゴルフ


ゴルフはとにかく無表情というか、愛想がありません。
全く媚売ってきません。それがたまらなくいいです。

鏡面はしてません

買ってから今まで、一度も鏡面にはしていません。

ロシアンカーフは他にない独特なツヤがあるので、下手に鏡面にしなくても十分ご満悦なのです。

とにかくずっと触っていたい。正直会社の打ち合わせ中暇だったりすると机のしたでゴルフ撫でてます。

今回暇さという魔物にとりつかれた結果、始めて鏡面にチャレンジしてみました。

クリームはコロンブス×東急ハンズ

クリームは今回はこちらを使います。
ロイドフットウエアヤンコの靴にはサフィールのクレムを使っていますが、クレムはちょっと油っぽすぎる気がします。
ゴルフはなるべくすっぴん状態の素材勝負をしたいので、少し軽めなこちらにします。

クリームはごく少量


とにかくベタベタにしたくないので、クリームはごく少量しか塗りません。

瓶の蓋に小さいブラシで少量クリームをとり、その上でブラシにクリームを少量なじませます。
瓶に直接ブラシをぶち込むと塗りすぎです。

ブラッシングは豚毛ブラシ


クリームを全体に薄く伸ばしたら、10分くらい寝かせた後にブラッシングです。

ブラッシングは豚毛ブラシでとにかく腕がもげるまでやります。

私はこの豚毛ブラシでブラッシングしているときの少し硬めの音が大好きです。
iPodに入れて通勤中聞きたいです。

磨き上がり




一旦磨き上がりました。

正直、磨く前とほっとんど変わっていません。
直接見るとわずかにしっとりしたツヤが出ているのですが、写真では到底わかりません。

iPhoneのRetina displayは網膜を超えたらしいのですが、私の網膜はまだ超えていません。

いよいよワックス掛け


ワックスはブリフトアッシュさんのTHE WAXを使います。

サフィールのミラーグロスやパレードグロスに比べてTHE WAXは硬めのツヤが出ます。
ミラーグロスやパレードグロスも濡れたような厚みのあるツヤが出て好きなのですが、ゴルフには硬めの愛想のないツヤが合う気がします。

鏡面磨きの掟破り、山羊毛ブラシ

まずは下地作りです。
通常は指やネル生地で下地を塗りますが、今回は山羊毛ブラシで直接行っちゃいます。


理由はやはり指や布だと厚く塗りすぎてしまう気がするので、ブラシで優しく薄塗りするためです。
あとはブラシで塗ったほうが均等に塗れる気がします。

山羊毛ブラシで下地をぬったところ


薄く満遍なく塗れていていい感じです。

あとは下地が乾くまで15分ほど瞑想します。

磨き1回目

下地が乾いたら、ネル生地を水でかるーく湿らせ、ワックスをこれまた少量(本当にちょっと触れるくらい)を取り、磨いていきます。


こちらが1回磨いたところです。1回目でもそこそこ綺麗に輝きました。

下地がしっかり塗れていたのだと思います。嬉しい。

2回ほど塗り重ねて終わり



もう2回ほど塗り重ねました。最初からそんなに変わっていないですね、、
やはり下地の時点でほぼ仕上がりが決まっているんでしょう。
何事も下地が大事です。なんのことかわかりませんけど。

ベランダで撮影

今日もご機嫌にベランダで撮影します。





なんて美しい靴なんだ、、生まれ変わったらゴルフになりたい。
どれだけ現世で徳を積めばなれるのでしょう。

今回の反省

さて、今回の鏡面の反省点です。何事もPDCAが大事ですが、仕事ではあまり反省はしません。

  • 反省点1:鏡面の範囲が狭い

鏡面がつま先のシワまで到達することを恐れ、少し鏡面にする範囲が狭かったです。
もう少し広げたほうが全体的にバランスがいいかもしれません。

  • 反省点2:コバのキワとモカのキワ

コバとモカのキワのところはどうしても指が入りにくく、そこだけ鏡面が薄くなってしまいます。
指先で丁寧にキワまで磨くことを次回は心がけます。

  • 反省点3:鏡面の境目の線

鏡面の境界がやや上から下にかけて一直線すぎました。
もう少しかかと側に行くにつれて広がっていく境界のほうが美しく見えます。

ということで、もはや何を目指しているのかわかりません。
仕事頑張ります。