J.M.WESTON総研

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JM ウェストン ゴルフ(J.M WESTON 641 GOLF)ロシアンカーフの抜群の革質

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JM ウェストンのゴルフです。
マイファーストウェストンであり、目に入れても痛くない品です。



概要

ブランド J.M. WESTON(ジェイエムウエストン)
モデル 641 GOLF OXFORD
ブラック
ラスト ラスト31
アッパー ロシアンカーフ(BLACK RUSSIAN)
ソール リッジウェイソール
サイズ 7C
定価 ¥118,800(税込)
購入日 2018年5月31日
購入場所 J.M.WESTON 青山店

購入のきっかけ

きっかけは何と言ってもロシアンカーフです。通常のカーフとは違い、少しざらつきがありながらも独自のツヤがあるロシアンカーフ。いつかは欲しい欲しいと寝ながら妄想していましたが、なんとロシアンカーフのゴルフは製造終了するとの噂。

いてもたってもいられず、仕事の昼休みにウェストンの青山店にお電話。仕事のふりしながらお電話。
直接上記事実を確認したところ、本当でした。在庫は今店頭にあるものだけとのこと。

すぐにでも買いに行きたいと思いましたが、そこは1日寝かせます。なんせ10万超える商品です。
10万の靴なんて正気の沙汰ではありません。軽く沖縄くらいに旅行に行けます。
1日経ってもやはり欲しくてしょうがなかったら買いに行こう、、と心に誓いその日は就寝。

あくる日の朝、欲しくてしょうがありませんでした。

ということで仕事を早々に切り上げ、ウェストン青山店に小走りで向かうのでした。

JMウェストン青山店

ウェストン青山店は東京メトロ表参道駅から徒歩約5分ほど、おしゃれなお店が立ち並ぶ通りにあります。
入り口のドアはいかにも高級店、中途半端な冷やかしは寄せ付けない戦闘力があります。
私は一度胸の前で十字を切ってから入店しました。

店内は平日だったこともあり、他のお客さんはいません。戦闘力の高い店員さんの視線が全て私に注がれます。
私は平常心を装い、店内をひとしきり眺めます。
買うものはロシアンカーフのゴルフと決めているのにとりあえず一周します。なぜか私はいつもそうです。
欲しいものに一直線に行くとなんか恥ずかしいので、たまたま手に取った感をとりあえず出します。

ということで、ゴルフを手に取り、「ロシアンカーフのゴルフ、まだありますか」と無事に言えました。

フィッティング

無事にフィッティングの台につくことができました。
マイサイズのゴルフを店員さんが取りに行っている間、平常心を取り戻そうと瞑想していると、
別の店員さんがバックヤードから出てきます。
何か怒られるのだろうか、とドキドキしていると、なんと瓶入りのおしゃれ炭酸水をプレゼント。
まさかのプチサプライズです。一番モテるやつです。一瞬で飲み干しました。

肝心のフィッティングですが、ウェストンのフィッティングといえば泣く子も黙る万力締めです。
足の四方八方を強烈に締め付け、購入初日は近くのコンビニにすら行けないという万力締め。
「10年後に自分の足にフィットする」なんて言われてますが、10年後には死んでるかもしれません。

ドキドキしながら自分の足を計測してもらい、お勧めサイズを履いてみると、そこまで「痛い」という
感じはありません。感覚的に言うと「きっつ」と心の中でつぶやくレベルです。発声はしません。

その他にもハーフサイズあげてウィズを下げたもの、その逆、など3パターンほど試着しました。
私はあまり試着などで時間を取るのが申し訳なくてすごく苦手なんですが、ウェストンの店員さんからは「本気で合うやつ見つかるまで何着でも試着させたる」という強い意思を感じたため、私も珍しく遠慮なく試着できました。
そして結局一番最初にお勧めされたものが一番しっくりきました。さすがプロ店員。

サイズがいい感じとなれば後はもうなすがままです。
紙に住所書いたり付属品の説明受けたりしましたが、正直記憶が曖昧です。久々の大きな買い物に一種のハイ状態です。

フラフラしながら商品を渡され、いよいよ退店です。
来た時は圧倒的威圧感のあった扉も、いくぶんフレンドリーな感じです。

来た時より成長した自分を感じながら、店員さんにぎこちない会釈をして帰ろうとすると、何と雨が降っていました。
傘持ってないやー的な顔を私がしていたのでしょう、とっさに店員さんが私に、
「こちらお荷物にならなければどうぞ」と、なんと傘のプレゼント。まさかのサプライズ。
この店員さんは間違いなくモテます。

そんなこんなでとうとうウェストンのゴルフを手に入れたのでした。

履き心地

まぁ想像してましたが、初めのうちはパンッパンです。ソーセージ状態です。
一週間ほど毎晩室内で履き、馴染ませたつもりでしたが、1時間くらいで痺れてきます
今後の履き心地の変化などは、「経年変化」で記載します。

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サイド

革質

革質は独特です。ボックスカーフなどに比べて、分かりやすいギラッとした艶はありません。
が、少しざらついた表皮からは鈍い光沢が出ています。

また、触った感じもザラザラはしているものの、ものっすごく「詰まっている」感覚です。
詰まっているという表現は伝わりにくいのですが、いかにも雨などに強そうな感じです。

なぜだか分かりませんが、ずーっと眺めて痛くなる魅力があります。

経年変化の記録

履き込みによるシワのつき方、革質の変化などはこちらで記録しています。